マイニングで手に入れた仮想通貨に税金はかかる?

ビットコインのマイニングは個人で行うことは事実上不可能となっていますが、マイナーなアルトコインであればまだまだ個人でマイニングを行って手に入れることが可能です。

気になるのは、マイニングによって手に入れた仮想通貨の税金の扱い。今回は、マイニングで得た仮想通貨の税金について解説します。

マイニングによって手に入れた仮想通貨にも税金は発生する

結論から言えば、マイニングによって手に入れた仮想通貨にも税金は発生します。

それも、ハードフォークの場合と違って、仮想通貨を手に入れた時点で利益が確定したと見なされます。具体的には、マイニングで得た時点のその仮想通貨の時価が利益となります。

例えば、モナコイン1枚が650円のときにマイニングで2枚のモナコインを手に入れたのであれば、1300円の利益となります。

また、マイニングで手に入れた仮想通貨を売却したり、使用した場合は、入手時の時価を基準に利益を計算します。

具体的には次のとおりです。

モナコイン10枚をマイニングで手に入れたとしましょう。入手時の時価は500円だったので、合計で5000円分の利益が生じたことになります。このモナコインをしばらく保有しておき、その後1枚の価格が1000円に値上がりしたときに売却したとします。

1枚1000円のモナコインを10枚売ったということで、売却益は合計で10000円です。

マイニングで取得したときの価格が5000円なので、1万円-5000円で差額の5000円が利益となり、課税対象となります。

なお、マイニングの場合は、マイニングを行う設備をそろえるための費用の他に、相応の電気代が発生します。これらのコストはもちろん経費として計上することができます。

そのため、マイニングで仮想通貨を得たときの時期から、電気代などの経費を差し引いた差額が純利益となります。もちろん、電気代などの支出の方が多く、赤字となってしまう場合は、マイニングで仮想通貨を得たとしても税金は生じません。

以上見てきた内容は、2018年1月現在の情報です。

周知のとおり、仮想通貨に関する法律や税制度は十分に整備されていないため、今後変更となる可能性は十分にあります。

特に、マイニングに関して言えば、仮想通貨を得た時点の時価で計算するというのは場合によっては不可能です。1日1枚や2枚程度のコインを得るだけなら時価計算もできますが、事業として行っていれば1日数十枚や数百枚は普通にマイニングすることができるため、時価計算は現実的ではありません。

従って、マイニングに関する税制も大いに変更の余地があります。

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